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江差風力発電所は、江差町ほか2企業の出資を受けた第三セクター、江差ウインドパワーより、平成14年4月から運営されています。
江差風力発電所では、総出力2万1,000kW、出力750kWの風力発電機28基が運転しています。
風力発電機は、支柱の高さが74m、ローター直径が50mの大きさで、カットイン風速３m/秒で発電を開始します。同期発電機を採用しており、電力会社の系統と連系するときの併入(接続)時に突入電流が発生せず、安定した高品質の電力が供給できます。
江戸時代、恵まれた風を利用した北前船交易により商業のまちとして繁栄した江差町では、「風」を地域資源として生かしたまちづくりを進め、新たな産業振興、観光振興、社会教育の推進を図ることにより、地域の活性化につなげようとしています。